幸せについて本気出して考えてみたブログ

生きてるだけでまるもうけ

モテたい!

って言ったら「どうしてモテたいの?」と、質問してきた。

 

どうして…?

確かにどうしてモテたいんだろ。

両親からの愛情が如何の斯うのでもないし、むしろ過保護でこんなんなっちゃったよ。

モテたいというか…気に留めてもらいたい?

今で言う“かまってちゃん”なんだと思うけど、何故構ってもらいたいかは考えたことがない。

目立ちたがり屋と言えば聞こえがいいのかな?違う?

 

男性と女性どちらに構ってほしいか?

どちらでもいい。

ただ、男性より女性の方が簡単に構ってくれる。

これは…説明が難しいけど、ある特定のジャンルの人に限り母性を刺激するポイントが何となくわかるから。

あと、女性ってそれっぽい事言ってあげたり、その人の喋ってる内容を別の言葉に言い換えてあげると「そうなの、気持ちわかってくれて嬉しい」とか勘違いするじゃん。特に弱ってる人とか。

女性に対しての接し方って、マインドコントロールに似たある種のカウンセリングだと思うんだよ。

ああいう人たちは簡単。簡単というか、そんな上から見てるわけではなくて、同じレベルだから自分の需要はそういう人たちに一番あるんだと思う。

例えば、どんな音楽好き?の質問に、自分もそこまで詳しく知らないプログレとか聞かせてあげて、これは○○って映画のエンディングに使われてるんだ、とかてきとーに言っておけば“オシャレな音楽が好きで映画に詳しい人”がその人の中で完成するのね。

いや、こんなおバカなプログレ女子は早々いないんだけど、作業としてはもうこんなんの繰り返しで、こういう人たちは自分の事を早い段階で気に留めてくれる。

もっとも、そんな人に構ってもらえても嬉しくないんだけどね。だって自分がその人に興味ないんだもん。飽きるし疲れる。戦略的に構ってもらってるのに興味ないなんて、ただの支配欲でしかないけどさ。

頭の回転が速くてポンポン言葉が出てくる人は興味ある。あとは気取らない人。こういう人にはむしろ支配されたいくらい。

最近気づいたのが「好かれる=相手にイケると思われてる」んじゃないかなと。軽く見られてるんだよね。

「昨日○○ちゃんとヤった」と言う男性いるけど、自分も相手にヤレると思われてるのに気づいた方がいい。女性も同じ。愛情なんてそんなすぐに沸かないから。ここで余計なお世話だと言う人は自覚のあるクズ。

 

男性の場合は趣味に興味を持つと打ち解けられるかな?

以前、どんだけ気持ち悪いニートがいるんだろう?と、一度だけ“オフ会”に参加したことがあって、その中にももクロが大好きでオフ会の前にも、ももクロのライブ行ってしました!って人がいてさ「こいつ気持ち悪っ!」の一言で終わらせたらそれまでなんだけど、絶対に面白いもん出てくるなって思ったから、自分が興味あるフリして質問責めにしたのよ、そしたら出るわ出るわアイドルオタクっぷり。

出るわっていうか、既にリュックからグッズがはみ出してるんだけどね。

「そのグッズなんですか?見せてくださいよ!大丈夫ですって、というか僕、ももクロではないんですが、あるアイドルが好きでサイン会とか定例会に参加しようと思っていて、なかなか踏み出せないんですよね(汗)」

こんなんでおk。同族だとガードが緩くなるのがオタクだから。

グッズの話をしだしたらライブについて聞けばいいし、サイン会とか握手会の話をしだしたら、その人がどれだけ熱狂的なオタクかわかるから、次からの質問も踏み込みやすくなる。

“アンチにわか”とかいるけど、そういう人たちに対しては調子に乗らずに、したてに出て素直さアピールすれば無問題。あとは勝手にその趣味についての愛情を語ってくれるから、それについて質問をするだけ。

こんな手順で気に入られたら2次会会場へのタクシー代とか飲み代とか払ってくれる。

というか、オフ会ってニートいないのね。アングラな人たちって大半はニートなのかと思ってたわ。ごめん。心から謝る_(-ω-`_)⌒)_

自分は半引きこもりみたいなもんだから「家から全然出なくて引きこもりなんです」って言ったら、えー!本当に?そんな風には見えないよ、モテそう。ってめっちゃ言われるの。

出たモテそう。モテそうってなんだよ。モテたい!ってテーマで書いてるやつが言うものアレだけど、モテそうってなんだよ。

女性同士での、友達の彼氏がかっこよくない時に言う“優しそう”くらい信用できないわ。

 

彼女「そういえば今日友達に○○の写真見せちゃった。優しそうって言ってたよ!」

自分「優しそうってそれ遠回しに“かっこよくない”って言われてるんだよ?」

彼女「いいの!わたしは○○の事かっこいいと思ってるもん。」

 

こんな展開なら許す。

 

で、話を戻すと…引きこもってるからモテる機会がないですよーとか、先週の引きこもり具合を説明すれば、すぐにオタクと仲良くなれる。むしろ、オフ会なんて参加しちゃう奴らにとっては、モテそうなやつが友達にいると自分のステータスになるからアドレスとかすげー聞いてくる。男だよ?君と友達になりたいとか、一緒に街コン行きたいとか、グイグイくる。

厄介なのは、おれの事を「出会い厨」として見てくる人ね。

そういう人たちの懐に入るのは時間がかかるけど、要は信用してもらえればいいわけだから、前と同じ方法で慎重に城壁を崩せば攻略できる。

その日、最初は出会い厨として見られてたけど、最終的には廃墟マニアのその人がオススメの廃墟を教えてくれるまで仲良くなった。廃墟に何泊かして、その場所の空気を感じるのが良いらしいよ。そうすると良い写真も撮れるって。廃墟についての知識はそんなに重要じゃなくて、気をつけなきゃいけないのは怪我をしない事だと言ってた。

その参加したオフ会はいわゆる「突発オフ」ってやつだけど、奴らは季節ごとに開催してる様々なオフ会で、既にコミュニティを広げてるのね。公認のカップルとかいるから、内輪な話をされるとその中に入るのはなかなか難しい。

あと、それぞれの名前が本名じゃなくて「コテハン」ってので呼び合ってるから、それを覚えなきゃいけないのが面倒だし、自分にコテハンつけるのが気持ち悪い。隣に座ってた人に、オフ会で本名を名乗ったり連絡先を交換するのはリスクがあるから自己責任だよ、と忠告されたのを覚えてる。

 

オフ会も街コンも継続的な出会いはまじでどうでもいいけど、面白い人の話が聞けるなら悪くないよね。

趣味に力を注いでる人間は、もはや研究者なんだよ。研究発表を聞くのは本当に楽しい。

趣味じゃなくてもいいや、仕事についての話でもその人の“こだわり”が感じられたら面白い。

誰にでもこだわりって必ずあるから、それを聞き出せないのは聞き手としての自分の技量がまだ未熟だって事だよね。

 

 

あれ?なんの話だっけ?モテたい?

 

 

「どうしてモテたいの?」

 

 

by tkm