今僕が劇場で観たい映画 1
絶賛公開中の作品からこれから公開する作品も含めて、今僕が劇場で観たい外国映画を8作品紹介します。
「アデル、ブルーは熱い色(LA VIE D'ADELE)」 公開中
[予告編]
フランスの人気コミックを原作に、運命的に出会った女性同士の真っすぐな愛の行方を過激なセックス描写を交えて繊細に描き出すラブストーリー。
〈あらすじ〉
教師を夢見る高校生アデルは、運命的に出会った青い髪の画家エマの知性や独特の雰囲気に魅了され、二人は情熱的に愛し合うようになる。数年後、念願の教師になったアデルは自らをモデルに絵を描くエマと一緒に住み、幸せに満ちあふれた毎日を過ごしていた。しかしエマの作品披露パーティーをきっかけに、二人の気持ちは徐々に擦れ違っていき…。
《ここに注目!》
R-18指定のこの映画は、生々しくも美しい、剥き出しの愛をありのままに表現した二人の演技に注目。
「シンプル・シモン(I RYMDEN FINNS INGA KANSLOR)」 5月公開
[予告編]
他者とのコミュニケーションがうまく取れないアスペルガー症候群の青年が、自分のせいで恋人に振られた兄に新たなパートナーを見つけようと奮闘する姿を追い掛ける、ハートウォーミングなラブコメディ。
〈あらすじ〉
気に触ることがあると、ロケットに見立てたドラム缶にこもって、宇宙へと飛び立つ想像にふけるアスペルガー症候群のシモン。そんなシモンを理解する兄のサムは、恋人フリーダと暮らす新居に彼を迎え入れて共同生活を送ることに。しかし、遠慮せずに自分の生活ペースを事細かく守ろうとするシモンに嫌気が差したフリーダが出ていってしまう。落ち込むサムの姿に心を痛めたシモンは、彼にぴったりでパーフェクトな恋人を探し出そうとする…。
《ここに注目!》
程度の重いアスペルガー症候群を北欧映画の独創的な雰囲気と共に丁寧に描いた、何とも言えない可愛さに注目。
「チョコレートドーナツ(ANY DAY NOW)」 公開中
[予告編]
1970年代アメリカの実話を基に、母親に見捨てられたダウン症の少年と一緒に暮らすため、司法や周囲の偏見と闘うゲイカップルの姿を描いた人間ドラマ。
〈あらすじ〉
1979年カリフォルニア、歌手を目指しているショーダンサーのルディと弁護士のポールはゲイカップル。 母親に見捨てられたダウン症の少年マルコと出会った二人は彼を保護し、一緒に暮らすうちに家族のような愛情が芽生えていく。 しかし、ルディとポールがゲイカップルだということで法律と世間の偏見に阻まれ、マルコと引き離されてしまう…。
《ここに注目!》
泣く準備はできていますか?ハンカチを用意して。
「アクト・オブ・キリング(THE ACT OF KILLING)」 公開中
[予告編]
1960年代にインドネシアで実際に繰り広げられた大量虐殺の加害者たちに、その再現をさせながら彼らの胸中や虐殺の実態に迫る。
〈あらすじ〉
1960年代のインドネシアで行われていた大量虐殺。その実行者たちは100万近くもの人々を殺した身でありながら、現在に至るまで国民的英雄としてたたえられていた。そんな彼らに、どのように虐殺を行っていたのかを再演してもらうことに。まるで映画スターにでもなったかのように、カメラの前で殺人の様子を意気揚々と身振り手振りで説明し、再演していく男たち。だが、そうした異様な再演劇が彼らに思いがけない変化をもたらしていく…。
《ここに注目!》
公開直後から世間を騒がしている異色ドキュメンタリー。
今のうちに122分の劇場公開版を観て、後々166分のディレクターズカット版と観比べてみたい。
「チスル(JISEUL)」 公開中
[予告編]
太平洋戦争終結後、南北に分断された朝鮮半島の済州島で実際に起きた「済州島四・三事件」を題材に描く衝撃のヒューマンドラマ。
〈あらすじ〉
1948年10月、済州島の海岸線から5キロを超えて内陸にいる者は全員射殺するとの韓国軍からの有無を言わせぬ通達に島民たちは面食らう。風評に惑わされた彼らは山中深く逃げ込んだり、銃を手に応戦しようとしたりとさまざまな反応を見せる。そして韓国軍は実際に村人たちの無差別虐殺を開始し、家を追われた人々は洞窟に逃げ込んで命をつなぐ…。
《ここに注目!》
自国の悲劇を敢えてモノクロ映像で淡々と描いた辺りは、まさに映画ならでは。
「北朝鮮強制収容所に生まれて(CAMP 14: TOTAL CONTROL ZONE)」 公開中
[予告編]
北朝鮮の強制収容所で政治犯の息子として成長し、奇跡的に脱北に成功した青年が体験した衝撃の半生を映し出すドキュメンタリー。
〈あらすじ〉
1982年、シン・ドンヒョクは北朝鮮の政治犯強制収容所で、収容者同士を結婚させる表彰結婚により誕生。生まれながらにして政治犯の烙印を押された彼は、死の収容所である14号管理所で幼少期から青年期を過ごす。6歳から強制労働をさせられ、外界のことを全く知らずに育った彼は、23歳のときに年長の収容者の助けで逃亡を図る…。
《ここに注目!》
肉体的拷問、精神(感情)的拷問、生きるとは何か、人権とは何か、目を逸らさずに観たい。
「ダブリンの時計職人(PARKED)」 公開中
[予告編]
アイルランドのダブリンを舞台に、失業したホームレスの中年男性と心に闇を抱える青年の交流を描いた人間ドラマ。
〈あらすじ〉
ロンドンで職を失い故郷ダブリンに帰ってきた時計職人のフレッドは、ホームレスとなったつらい現実に失意の毎日を過ごしていた。しかし偶然知り合った青年カハルとの出会いにより、次第に新しい自分を見つけていく。前向きな気持ちを持つようになっていたある日、フレッドは未亡人の美しいピアノ教師を一瞬で好きになってしまい…。
《ここに注目!》
失業、ホームレス、ドラッグ中毒、財政危機に陥ったアイルランドの歴史に注目。
「リアリティのダンス(LA DANZA DE LA REALIDAD)」 7月公開
[予告編]
チリで育ったアレハンドロ・ホドロフスキー監督自身の少年時代をモチーフにした現実と空想が交差する幻想的なドラマ。
〈あらすじ〉
1920年代、軍事政権がはびこるチリの小さな村トコピージャ。アレハンドロは高圧的な父ハイメと、息子を自分の父親の生まれ変わりだと信じる母サラと一緒に生活していた。一方学校では、ロシア系ユダヤ人であることからいじめられていた…。
《ここに注目!》
23年振りの新作にも関わらず衰えが見られないホドロフスキーワールドには、芸術に年齢は関係ないのだと痛感する。
…で、どの映画を一緒に観に行ってくれる?
by tkm
映画についてのあれこれ
【吹き替え】
洋画はだいたい字幕で観るけど、最近は吹き替えで観るのもありかなと思ってる。
☆ハラハラドッキドキ☆のノンストップアクション『スピード』には三種類の吹き替えがあって、主演キアヌ・リーブスの声を担当しているのが、宮本充、江原正士、山寺宏一、この三人。
僕のイメージだと、宮本充は『こち亀』の中川、江原正士は『フォレスト・ガンプ』のトム・ハンクス、山寺宏一は『ナッティ・プロフェッサー』のエディ・マーフィー。
ここで「あーあの声か!」と共感してくれる人がいたら今度一緒に温泉でも行こう。
数種類の吹き替えは、ただ声が違うだけでなく台詞も微妙に変わっていたりしてね、比べなければわからないマニアックな部分ではあるけど、そういった細かい違いにも注目すると面白い。
声優の中には僕の方が上手いんじゃないかってくらい棒読みの人もいるから、その吹き替え一つで台無しになるのは大きな欠点なんだけど、役にハマると面白さが何倍にもなるんだよね。
例えば『ダイ・ハード』ではブルース・ウィルス本人より、癖のある野沢那智の声で観た方が僕は楽しめるし、『トイ・ストーリー』のウッディが唐沢寿明でなければ相棒のバズもわざわざ世田谷から出てきたりしないと思うんだ。
野沢那智と聞いて真っ先にアラン・ドロンを思い浮かべたり、イーストウッドの西部劇は山田康雄でなきゃ禁断症状が出ちゃうおっさんとかいるでしょ?
なんだかんだでみんな吹き替えで観てるんだよ。
いや、もちろん吹き替えを毛嫌いするのもわかる。
例えば…フォレスト・ガンプのフジテレビ版を飽きるほど観てきた僕としては、江原正士の声とスピードのキアヌには合わなかったりするしさ。
日本テレビ版は山寺宏一が担当してるから、そちらを観てきた人には全く違う印象を与えるんだと思う。
それに僕なんて小さい頃、字幕で観てたら演技に追っつかなくてどっちを見ていいかわからなかったからね。
吹き替え嫌いで英語がお達者な方は結構いるけど、フランス映画とかちょっと前に流行ったスペインドラマを難なく聞き取れる人はそんなに多くないと思うんだ。
「聞き取れなくても“雰囲気だけ感じたい”から字幕で観る!」って人の気持ちもわかる。
でも、字幕字幕言ったって古い言い回しがあったり「Fuck!」が「クソ!」にしか翻訳されてないワンパターンなものもあるじゃん。その辺りを考慮すると、語学を勉強するか、たまには吹き替えで観てもいいんじゃないかなーと。
吹き替え嫌いのほとんどは、一部の映画通(痛)と、声によるキャラクターが固まっている人達だと思うから、そういう人達にこそ改めて吹き替えに触れてほしいよね。
でもまぁその…押し付けがましいの僕は嫌いだから好きなように観ればいいと思うよ。
【邦題】
〈邦題〉と〈原題〉に悩まされる事が多々ある。
一言で言うとヘンテコなタイトルを付けないでほしい。ダサくてややこしい。
日本での公開が遅い作品は予告編だけでも早く見たいのに、邦題で検索かけると引っかからない時があるのね。サントラも同様。
『アナと雪の女王』がまだ日本で公開されてない頃に、外国の友達に「DisneyのFrozen観た?」と言われて、一瞬何の映画を指してるのかわからなくてさ。統一してくれないからこういう事が起きるんだよ。
ストーリーを詳しく知らなかった僕は邦題を見て、てっきり〔アナには魔法を使える血が流れていて、その魔法はかつて国を支配していた女王のー…〕話かと思ったのに、アナって女の子と雪の女王は別の人間なのね。中途半端なネタバレに惑わされるのも困る。
他にも最近の映画だと『Gravity』が『ゼロ・グラビティ』になっていたり、さほど変わらないならグラビティのままでよくない?どうして“ゼロ”付けちゃう?って思う。
邦題が嫌いなの理由として、商業的な匂いがするからでもあるんだよね。見栄えの良さというか、クリック率を上げたいがために記事の見出しを断定的なものにしたり、余韻を残させたりするのと一緒。客寄せタイトルって感じ。これはちょっと意味が違うか、今のは無しで。
邦画は好き勝手やっていいよ、サブタイトルでネタバレしてもいい。
僕個人としては邦画で余計なサブタイトル付けるくらいなら、コナン映画のように「陰謀→ストラテジー」だったり「探偵→プライベート・アイ」と読ませる方がよっぽど食いつくと思うけどね。
有名どころだと『スタンド・バイ・ミー』の原題だって『THE BODY』だから、そのまま公開してたら食いつきが悪いのはなんとなく想像がつく。でも、名作は名作に変わりないわけで、映画ならタイトルじゃなくて中身で勝負しろよ!と思う。それが理想的。
【実写化】
アニメを実写化するのが許せなかったりする。
漫画→実写化で成功してる作品はいくつかあるけど、アニメ→実写化はだいたい完成度が低くて失敗する。
最近の実写化作品をあげると『魔女の宅急便』や『ルパン三世』この二作品は個人的に好きなだけに許せない。観てから批判するのが当然だとは思うけど、どうも観る気にならん。
正確に言うと魔女の宅急便はジブリが製作に関わってないならアニメ→実写化ではないんだけど、そういう問題じゃなくて監督のオナニーにしか見えないんだよ。だいたいなんで『呪怨』とかのホラーばっかり作ってた監督が急に爽やか路線を撮っちゃうのか理解できない。
ルパンに関してはコナンとのコラボがいいとこで、今の若い子は興味ないでしょ。小栗旬とか綾野剛を起用して女性ファンを引きつけようとしてるのが必死すぎ。公開直前に情報番組やCMでしつこく流して、話題性だけで持っていこうとするのが目に見える。
僕のこだわりを抜きにしても、どこに需要があるのがサッパリわからない…と言いたいところだけど“それなりに”ヒットしちゃうのが邦画。さすが島国なだけあるよ。
テレビ局やアイドル事務所と絡んで、特定層しか狙い撃ちしないようじゃ邦画は育たないよね。
批判ばかりしてきたので、各部門で好きな作品をあげるね。
[好きな吹き替え]
小さい頃から何度もテレビで観てきた『ホーム・アローン』かな?久々にテレビ放送をみると過激なセリフが変更されてて悲しい。
あとは『アラジン』や『ピノキオ』などのディズニー作品。
でもディズニーはミュージカル要素が入ってる分、字幕で観ても楽しめるよね。
[好きな邦題]
原題『There's Something About Mary』→邦題『メリーに首ったけ』
英語に疎いのでどういう解釈をしてこの邦題が付けられたかはよくわからないんだけど“首ったけ”のチョイスは良いセンスだと思う。
あとは映画じゃないけど、ビートルズの『You've Got To Hide Love Away』→『悲しみをぶっとばせ』も曲に合っていて好きだな。
[好きな実写化]
んー…これは難しい。
強いて言うなら『タイムボカン』を実写化してたのは割りと良かったかも?
ギャグが多いから冷めずに観れるしアクションもまぁ悪くなかった。
何よりもメカをCGで再現してくれたのは嬉しかった。
新規の子供も、昔テレビで見ていたおっさんも楽しめる、良い成功例なんじゃないかな。
おしまい。
by tkm
モテたい!
って言ったら「どうしてモテたいの?」と、質問してきた。
どうして…?
確かにどうしてモテたいんだろ。
両親からの愛情が如何の斯うのでもないし、むしろ過保護でこんなんなっちゃったよ。
モテたいというか…気に留めてもらいたい?
今で言う“かまってちゃん”なんだと思うけど、何故構ってもらいたいかは考えたことがない。
目立ちたがり屋と言えば聞こえがいいのかな?違う?
男性と女性どちらに構ってほしいか?
どちらでもいい。
ただ、男性より女性の方が簡単に構ってくれる。
これは…説明が難しいけど、ある特定のジャンルの人に限り母性を刺激するポイントが何となくわかるから。
あと、女性ってそれっぽい事言ってあげたり、その人の喋ってる内容を別の言葉に言い換えてあげると「そうなの、気持ちわかってくれて嬉しい」とか勘違いするじゃん。特に弱ってる人とか。
女性に対しての接し方って、マインドコントロールに似たある種のカウンセリングだと思うんだよ。
ああいう人たちは簡単。簡単というか、そんな上から見てるわけではなくて、同じレベルだから自分の需要はそういう人たちに一番あるんだと思う。
例えば、どんな音楽好き?の質問に、自分もそこまで詳しく知らないプログレとか聞かせてあげて、これは○○って映画のエンディングに使われてるんだ、とかてきとーに言っておけば“オシャレな音楽が好きで映画に詳しい人”がその人の中で完成するのね。
いや、こんなおバカなプログレ女子は早々いないんだけど、作業としてはもうこんなんの繰り返しで、こういう人たちは自分の事を早い段階で気に留めてくれる。
もっとも、そんな人に構ってもらえても嬉しくないんだけどね。だって自分がその人に興味ないんだもん。飽きるし疲れる。戦略的に構ってもらってるのに興味ないなんて、ただの支配欲でしかないけどさ。
頭の回転が速くてポンポン言葉が出てくる人は興味ある。あとは気取らない人。こういう人にはむしろ支配されたいくらい。
最近気づいたのが「好かれる=相手にイケると思われてる」んじゃないかなと。軽く見られてるんだよね。
「昨日○○ちゃんとヤった」と言う男性いるけど、自分も相手にヤレると思われてるのに気づいた方がいい。女性も同じ。愛情なんてそんなすぐに沸かないから。ここで余計なお世話だと言う人は自覚のあるクズ。
男性の場合は趣味に興味を持つと打ち解けられるかな?
以前、どんだけ気持ち悪いニートがいるんだろう?と、一度だけ“オフ会”に参加したことがあって、その中にももクロが大好きでオフ会の前にも、ももクロのライブ行ってしました!って人がいてさ「こいつ気持ち悪っ!」の一言で終わらせたらそれまでなんだけど、絶対に面白いもん出てくるなって思ったから、自分が興味あるフリして質問責めにしたのよ、そしたら出るわ出るわアイドルオタクっぷり。
出るわっていうか、既にリュックからグッズがはみ出してるんだけどね。
「そのグッズなんですか?見せてくださいよ!大丈夫ですって、というか僕、ももクロではないんですが、あるアイドルが好きでサイン会とか定例会に参加しようと思っていて、なかなか踏み出せないんですよね(汗)」
こんなんでおk。同族だとガードが緩くなるのがオタクだから。
グッズの話をしだしたらライブについて聞けばいいし、サイン会とか握手会の話をしだしたら、その人がどれだけ熱狂的なオタクかわかるから、次からの質問も踏み込みやすくなる。
“アンチにわか”とかいるけど、そういう人たちに対しては調子に乗らずに、したてに出て素直さアピールすれば無問題。あとは勝手にその趣味についての愛情を語ってくれるから、それについて質問をするだけ。
こんな手順で気に入られたら2次会会場へのタクシー代とか飲み代とか払ってくれる。
というか、オフ会ってニートいないのね。アングラな人たちって大半はニートなのかと思ってたわ。ごめん。心から謝る_(-ω-`_)⌒)_
自分は半引きこもりみたいなもんだから「家から全然出なくて引きこもりなんです」って言ったら、えー!本当に?そんな風には見えないよ、モテそう。ってめっちゃ言われるの。
出たモテそう。モテそうってなんだよ。モテたい!ってテーマで書いてるやつが言うものアレだけど、モテそうってなんだよ。
女性同士での、友達の彼氏がかっこよくない時に言う“優しそう”くらい信用できないわ。
彼女「そういえば今日友達に○○の写真見せちゃった。優しそうって言ってたよ!」
自分「優しそうってそれ遠回しに“かっこよくない”って言われてるんだよ?」
彼女「いいの!わたしは○○の事かっこいいと思ってるもん。」
こんな展開なら許す。
で、話を戻すと…引きこもってるからモテる機会がないですよーとか、先週の引きこもり具合を説明すれば、すぐにオタクと仲良くなれる。むしろ、オフ会なんて参加しちゃう奴らにとっては、モテそうなやつが友達にいると自分のステータスになるからアドレスとかすげー聞いてくる。男だよ?君と友達になりたいとか、一緒に街コン行きたいとか、グイグイくる。
厄介なのは、おれの事を「出会い厨」として見てくる人ね。
そういう人たちの懐に入るのは時間がかかるけど、要は信用してもらえればいいわけだから、前と同じ方法で慎重に城壁を崩せば攻略できる。
その日、最初は出会い厨として見られてたけど、最終的には廃墟マニアのその人がオススメの廃墟を教えてくれるまで仲良くなった。廃墟に何泊かして、その場所の空気を感じるのが良いらしいよ。そうすると良い写真も撮れるって。廃墟についての知識はそんなに重要じゃなくて、気をつけなきゃいけないのは怪我をしない事だと言ってた。
その参加したオフ会はいわゆる「突発オフ」ってやつだけど、奴らは季節ごとに開催してる様々なオフ会で、既にコミュニティを広げてるのね。公認のカップルとかいるから、内輪な話をされるとその中に入るのはなかなか難しい。
あと、それぞれの名前が本名じゃなくて「コテハン」ってので呼び合ってるから、それを覚えなきゃいけないのが面倒だし、自分にコテハンつけるのが気持ち悪い。隣に座ってた人に、オフ会で本名を名乗ったり連絡先を交換するのはリスクがあるから自己責任だよ、と忠告されたのを覚えてる。
オフ会も街コンも継続的な出会いはまじでどうでもいいけど、面白い人の話が聞けるなら悪くないよね。
趣味に力を注いでる人間は、もはや研究者なんだよ。研究発表を聞くのは本当に楽しい。
趣味じゃなくてもいいや、仕事についての話でもその人の“こだわり”が感じられたら面白い。
誰にでもこだわりって必ずあるから、それを聞き出せないのは聞き手としての自分の技量がまだ未熟だって事だよね。
あれ?なんの話だっけ?モテたい?
「どうしてモテたいの?」
by tkm
三日見ぬ間の桜
昨日、近所にある桜並木を抜けて、増税の洗礼をさっそく受けながら電車を乗り継ぎ、新宿御苑へ行ってきました。
御苑の中に入るには、新宿門、千駄ヶ谷門、大木戸門のどれかから入らなければいけません。
三チームに分かれ、それぞれの前に立ちはだかる門番を倒して、同時にスイッチを押すようなミッションは一切ないので安心してください。入園料の200円を支払えば一人でも入れます。
入園料!?そんなもの!と、お怒りになられる方もいらっしゃるかと思いますが、新宿御苑は京都御苑などと同じ国民公園でして、100年以上の歴史を持った立派な敷地です。
国が管理しているだけあってその辺の公園とは比べものになりません。
どうしても支払いたくなければ新宿御苑みどりフェスタか、みどりの日に行きましょう。
「国民公園」「国立公園」「国営公園」「国定公園」の違いはご自身でお調べください。
人恋しい僕は一番混雑していると思われる新宿門から敢えて入りました。
JR新宿駅南口から向かい、御苑の前の交差点が見えると新宿三丁目駅方面から人がわんさか。
パッと見はジジとババばかりにも見えましたが、キキくらいの少女や少年、ポポのような黒j…家族連れも多かったりと層はバラバラ。
全体の2割くらいは外国人だったかな?
新宿門は本当に人が多くて、手荷物検査のせいもあるのか行列ができていました。
警備のおじさんにアルコールや危険物を持ち込んでいないか簡単に調べてもらったあとに、券売機でチケットを購入して、チケットのQRコードを改札にかざし、いざ入園!!!
入ってすぐに御苑マップをゲット。
広い!とにかく広い!!
東京ドーム何個分かな?うまい棒何本分だろう?
着いたのがちょうどお昼時だったので、皆さん芝生にシートを広げてお食事中。
シートを持ってないジジババキキポポは、園内のレストランか椅子や休憩所でモグモグしてました。
僕はというとシートはおろかカメラさえ持ってきていないので、三人掛けくらいの椅子に優しそうなお婆ちゃんと2人で…♡
あ!そうなんです。お気づきの通り僕は1人で花見に行ってきました。
『何故1人か?』
僕は何処へ出歩くにも1人がよくて…というのは強がった嘘で…
そりゃあ、誘う友人は皆平日の真っ昼間に、しかも4月1日からのん気に花見を堪能なんてノンノンノンだからです。
一緒に行ってくれないならほっといてくれ。
見知らぬお婆ちゃんとまったりお昼ご飯を食べたら、雑談もそこそこにやぁーっと園内の散策!
広い!どうする!地図を見よう!やっぱり広い!
んー…とりあえず新宿門から中央に広がる芝生を突っ切きろう!
芝生を囲むように桜が綺麗に咲いていて、真っ直ぐ進んだ場所にあるイギリス風景式庭園から、フランス式整形庭園の前まで、シートを敷いた人達がずらーっといました。
お高そうな着物を着てる方や、桜色のロリータファッションを纏った方など格好は様々。
皆さん飲み食いしながら、カメラやスマホを片手に独自の構図でシャッターをきっていました。
マップに載った簡単な資料によると、新宿御苑には約63種類1300本の桜が植えられているらしいです。
既に見頃が過ぎてしまった葉桜や、まだ待ち遠しいものも含めて早春〜晩春まで広く楽しめるそうです。
でも、今の時期が一番多く桜が咲いてるので、花見をするのであれば今週中がベストですね。
もちろん、桜以外にも美しい花々や木々に溢れているので季節問わず楽しめます。
フランス式整形庭園の横にあるプラタナス並木は、春だと葉が落ちて寒そうにしてますから、これから夏にかけて葉がついて、秋の紅葉時期なんかはとても綺麗だと思います。
天候が安定しない梅雨の時期でも、新海誠さんのアニメ映画「言の葉の庭」をご覧になった方なら“聖地巡り”として楽しめると思います。
主人公の孝雄くんと雪野さんが出会った、日本庭園エリアにある休憩所には、実際に若い方を中心に「ここだここだ!」と、それぞれ好きなシーンを再現しながら写真を撮る方が多くいました。
雲二つくらいしかない花見日和なのに、わざわざ傘を広げて真似する学生さんがいる中、僕は彼らの再現シーンを邪魔するように読書。
なんとなく視線を感じてはいましたが、その休憩所は喫煙所にもなっていて、タバコを吸いたい方々がどんどんやって来るので僕がどかなくても特に変わらないかなーと。
御苑の西から東へ大きく伸びる池は絶好の撮影スポット。
手前に桜、奥に池と橋、遠くにそびえるNTTドコモ代々木ビル。
どこをどう切り取っても(略してどこも)良い写真が撮れます。
池の周りでは写真だけでなく、写生をするお爺さんもチラホラと見られ、僕からしたらそのお爺さんも絵の一部のように見えました。
御苑中央に建つ旧御涼亭、通称:台湾閣の周りは日向ぼっこに最適。
狭い橋に人が集まって少々騒がしいが、水面に映る台湾閣や池の側にポツンとある灯篭を眺めながら休むのは最高に贅沢な時間です。
余計な説明はいらないでしょう。
先に中央付近を紹介しましたが、新宿門から右手、上の池の側には「母と子の森」がありまして、ここは中央とはガラッと空気が変わる緑豊かな森です。
その名の通り、このエリアには子供連れが多かった気がします。
2005年〜2007年にリニューアルした森には、環境に配慮したビオトープなどが設置され、都会の喧騒を忘れさせてくれる川のせせらぎがとても心地よいです。
桜を眺めながらの日向ぼっこもいいですが、花見にそこまで魅力を感じられない僕のような方は、この森の中を普段よりゆっくり歩いて、木陰の静けさを感じてみるのもいいかもしれません。
千駄ヶ谷門の右手にある桜園地は、性能の良さそうなカメラをしっかりとした三脚に設置した玄人カメラマンが集まっていました。
すぐ隣りにはモミジ山があるので、この時期はあまり目立たないエリアなのかも?
千駄ヶ谷門から入園する人も少ないので比較的に静かです。
春の新宿御苑を知り尽くした方は、イギリス風景式庭園でも日本庭園でもなく、桜園地にカメラを構えるのでしょうか。
桜園地の真ん中に立つと周囲が全て桜で囲まれるので、僕ならぐるっとパノラマ写真を撮りたいです。
大木戸門の左手にある玉藻池は、桜は少なく松の木が印象的でした。
御苑内でも特に古い場所で江戸時代に完成した庭園だそうです。
封印の解かれた暗渠として今年の初めに話題となった渋谷川の源流は、この玉藻池にあるとかないとか。
桜がメインではないですがこういった場所も歩いてみると気持ちの良いものです。
裏手の散策道はとても落ち着きます。
ここまでザッと紹介してきましたが、入園してから4時間でまわりきれなかった場所があります。
それは大木戸門の右手にある大温室と国指定重要文化財にもなっている旧洋館御休所。
旧洋館御休所は温室を訪れる皇族の御休所として建設されたそうです。
大温室はマップを見た時に一番はじめに気になった場所だったので、後で行ってやろう!と決めていたのですが、桜や庭園をまわっているうちに疲れてしまい結局時間がなくなり寄ることができませんでした。
また新宿御苑に行く機会があれば、その時は必ず入ってみたい思います。
どうでもいいですが、温室に洋館と聞くとバイオハザードを連想してしまいます。本当にどうでもいいですね。
今回初めて新宿御苑を訪れてみての感想ですが、季節、目的問わず楽しめます。
自然を楽しむもよし、建築を楽しむもよし、聖地巡礼を楽しむもよし。
都会の森で歴史を感じながら、何もせずぼーっとするもよし。
今の時期は人が多くて賑やかですが、仕事に疲れた時や買い物のついでに、ふと立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
自分だけの癒しスポットが見つかるといいですね。
by tkm
良い音楽レビューとはなにか
全然纏まっていないけど、アイデア的に。
先日、バンドサークルの後輩たちが書いた音楽レビュー集みたいなものを頂いて、ぺらぺらめくってみた。
あぁ、こいつらしい言葉だなぁとか、おぉこいつ色々アーティストの背景とか知って聞いてるなぁとか、おもしろかった。
そこでふと、「良い音楽レビューとはなにか」と疑問を持った。
結論から言うと、やはり「良い」という定義は人それぞれだと思うんだよね。
ただ、その音楽レビューが「成功しているか」「失敗しているか」という区別はできるのではないかと思っている。この言い方も上手く本質を捉えていなくて、もどかしいんだけども。
架空の具体的例をあげてみよう。
とにかく長ったらしく、美辞麗句を並べ立てたレビューがあった。いかにも文学部らしい、まわりくどい文章だ。
たしかにその内容は、しっかりとした知識に裏打ちされているし、作品の本質の一部分も捉えているだろう。
ただ、いまいちその曲を聴く気が起こらない。そのアルバムの「良さ」の核心部分が見えてこない。
まぁ単純に文章力がその美辞麗句を操るのに追いついていない不自然さもあるだろうが、そもそもこのレビューは一体なにを伝えたいのかが、さっぱりわからない。
割と変化球のライナーノーツというものはいくつもあるし、帯にかかれた他のアーティストのレビューなんかは意味不明なこともあるが、不思議となにか伝わるというか、「あっ聴きたいな」と思わせるものがある。
それはなぜかというと、単純に「自分はこのアルバムのココが良いと思う」というところを、独善的に、主観で語っているからだと思う。
レビューというのは、ライナーノーツなどを読めばわかるが、ある程度パターン化されている。その作品がもつ文脈、その時代の歴史的背景などが書かれるだろう。確かにそれらは正式に流通するライナーノーツの「トリビア的な」形式として不可欠だろうが、やはりそのアルバムのどういうところが自分に突き刺さったかを具体的に書いたほうが、言葉として強いだろうと思う。
このレビューは、少なくとも僕には、なんだか伝わってこない。胸に迫ってこない。よって、このレビューがそういうことを目標としていたならば、失敗している。
僕が良いな、と思うレビューは極端に言えば例えばこういうものだ。
「3曲めの2分38秒くらいからのギターソロ、最高。」
あっ聴きたいな、と思う。恐らく僕はそのCDを手に入れて聴いてみるだろう。確かにいいな、と思うかもしれない。
恐らくこのレビュワーは本当にこのギターソロが好きで、それを誰かに伝えたいんだろう。それがわかる。
どう良いのか、自分はどう思ったのかをもっと詳細に書いてもよかったろうと思う。
しかし、このレビューは、誰かをスピーカーに向かわせた時点で恐らく「成功」しているのだろうと思う。
つまり、結論としては、「成功」しながら「良い」レビューを書けるか、ということができるかできないかだと思う。
「成功」と「失敗」という軸で考えると分かりやすいのは、例えば「このレビューの良さがわからないのは読者のせいだ!」というのであれば、恐らく僕が良さを理解できなくてもレビュワーとしては「成功」しているかかもしれないのだ。しかし、当該レビューができるだけ多くの人に共感して欲しいというのであれば、失敗しているのかもしれない。
どうせ書くなら良い文章が書きたいな、とは誰しもが思うことだ。
しかし、自分のなかで「成功」と「失敗」という軸を作って考えてみると、自ずとどんな文章を書けばいいのか分かるような気がする。
創作物に関してはわからないけれど、レビューのようなものでは。
by nuoo
ロリコンによるロリ映画のススメ
【パルプ・フィクション(Pulp Fiction)】
http://youtu.be/4GEJesbdd7Yのマリア・デ・メディロスが可愛すぎ。
あの時30歳近いのに18歳くらいに見える。
映画でのキャラクターもいいけど、髪型が堪らんのよなぁ。
朝起きて大きめのTシャツ一枚で歯磨きしてる姿にきゅんきゅん。
あんな子に「もう時間だよ?」と言われて起こされたい。
目覚ましなんていらない!
今回はロリコンによるロリ映画のススメ。
申し訳ないが『パルプフィクション』は一切関係ない。
ただあの映画のマリア・デ・メディロスが可愛いので伝えたくなっただけ!
ごめんなさい!
ロリ映画を紹介するうえで必要不可欠なのが“ロリータ”の由来ともなっている、ウラジミール・ナボコフ原作のイギリス映画
【ロリータ(Lolita)】
この映画は原作と共に有名で、監督はあのスタンリー・キューブリック。
キューブリックといえば
【2001年宇宙の旅(2001:A Space Odyssey)】
【時計じかけのオレンジ(A Clockwork Orange)】
【シャイニング(The Shining)】
など、日本でも高い評価を得ている代表作は多数。
キューブリックの『ロリータ』は、彼のこだわりが存分に楽しめる作品ではあるが、はっきり言って、同じ原作でエイドリアン・ライン監督が撮った
【ロリータ(Lolita)】
http://youtu.be/-M9mC67l5oQ の方が面白い。
キューブリックを楽しむなら前者、ロリを楽しむなら後者。
なので今回のテーマとしては後者を観てほしい。
心も体も成熟しきっていない少女が官能的に乱れるのはロリ映画の醍醐味でもある。
なんというか、幼い少女から出てくる純粋な性は汚れない。
いや汚れているかもしれないけど、汚れていないと信じたい。
その少女に求める男側の気持ちもロリの一部。
処女性が魅力でもあるんだよ。
わかるかなぁ、この気持ち悪さ。
ロリロマン。
わかったらあなたはロリコン。
はい、ロリータ映画を紹介します。
【ミツバチのささやき(The Spirit of the Beehive)】
この映画の魅力を語るのなら、当時のスペイン内戦事情を知っておかなければいけないが、今回はロリ部分だけ抽出するので歴史的背景は必要ない。
主な登場人物は妹のアナ(アナ・トレント)と姉のイザベル(イサベル・テリェリア)。
二人が住む町に移動映画やってきて上映されるシーンが冒頭にあり、ここで見せるアナの表情がロリコン心をくすぐる。
まさか冒頭からこんなにも刺激してくれるなんて。
好奇心旺盛なアナは空想の世界に夢中で、何事も見たままに捉える。
くすんでいなくて可愛い。
現実の醜さは知らなくていいんだよ。
次いこ。
【エコール(Innocence)】
これはフランスの映画で最後までふわっふわしてる。
予備知識とかは一切いらない。
監督本人が言っているように、感覚で観る映画で、観る人によって感じ取るものが違う、余韻の残る作品。
いや、そんなことはどうだっていいんだ。
わたしの中に残ったのは少女のかほりだけ。
この映画の注目すべき点は、隔離された森の中にある学校で、幼くて可愛い女の子たちが沢山出てくるところ。
バレエの練習シーンも含めて終始美しい。
少女たち全員が、規則を破って何か残酷な仕打ちをされないかと期待してしまうほど美しい。
美しく純粋な少女を自分だけの手で汚したいと思うのはロリコンの本能。
いつまでも男を知らないでほしいと願いたいが、綺麗なものを汚したいこの気持ち、あなたにはわかりますか?
【ローズ・イン・タイドランド(Tideland)】
ロリ映画に必要なのは、好奇心と無邪気さ。
この映画はその両要素を持ち合わせている。
ファンタジックな世界を自ら作り出す少女(ジョデル・フェルランド)。
障害を持った男を嫌うことなく接し、恋にまでおちる。
なんて無邪気なんだ。
大人なわたし達が観ても彼女の世界には入り込めない。
好奇心の裏に恐怖、無邪気さの裏に弱さや寂しさ、そんなものをついつい探してしまう。
わたしは汚い大人になってしまったよ!
【小さな悪の華(Mais ne nous Delivrez pasdu Mal)】
悪の華と聞いてまず思い浮かべるのは、シャルル・ボードレールの詩集。
もちろんこの映画にもボードレールの詩は登場し、少女二人の感情のベースとなっている。
(最初に読まれる詩はボードレールではなく、ジュール・ラフォルグの詩)
彼女たちの中にある悪が、次第に過激さを増していくのがこの映画の大筋で、その悪がなんとも汚れなき好奇心の塊。
男性に向けられる悪戯、カトリーヌ・ワグナーの裸体、小鳥の死。
どれも儚く美しい。
人を挑発する彼女たちに、こちらも何か仕返しをしたくなる。
この映画は実際の事件がもとになっていて
【ロード・オブ・ザ・リング(The Lord of the Rings The Fellowship of the Ring)】
で知られるピーター・ジャクソンも
【乙女の祈り(Heavenly Creatures)】
http://youtu.be/INwJJnxI5hQ として映画化している。
『乙女の祈り』の方はケイト・ウィンスレットのデビュー作で、実際の事件により近い内容。
空想世界の部分を見事に表現できているのは、ピーター・ジャクソンならでは。
想像力が豊かで内気な女性が観たら面白いのかも。
ケイト・ウィンスレットなら『乙女の祈り』の翌年に公開した
【いつか晴れた日に(Sense and Sensibility)】
http://youtu.be/eJMnm28vAqQ が好き。
『いつか晴れた日に』はジェイン・オースティンの原作がいいんだよ。
この人の書く恋愛が秀逸でね。
舞台は古いけど今読んでも面白い。
わりかし最近新訳されたし。
【ブロークバック・マウンテン(Brokeback Mountain)】
http://youtu.be/LIAG2qn05SE もいい。
どんどん脱線してロリに関係ない作品まで紹介してしまった…
本当はロリ映画として
【地下鉄のザジ(Zazie dans le métro)】
【ポネット(PONETTE)】
【ひなぎく(sedmikrasky)】
【ピクニック at ハンギング・ロック(Picnic at Hanging Rock)】
【パンズ・ラビリンス(El laberinto del fauno)】
【ユキとニナ(YUKI & NINA)】
【ヘイフラワーとキルトシュー(HEINAHATTU JA VILTTITOSSU)】
【オンネリとアンネリ(onneli ja anneli)】
【ヴァージン・スーサイズ(The Virgin Suicides)】
この作品たちも紹介するつもりだったけど、面倒になったのでやめる。
タイトルだけじゃもったいないくらい良い映画でガーリー映画にも通ずる、雰囲気だけでも楽しめる作品も多い。
もしかしたらあとで追記するかも?
必ず全部観て!とまでは言わないので、てきとーに貼った予告編をみて興味だけでも持ってもらえると嬉しい。
最後に一つだけ言っておきたいのが、これまでロリ映画として紹介した作品たちは、ロリコンだけでなく“子供でいたい女性”にもオススメします。
by tkm
バカとテストと
昨日、テレビで中学生レベルのテストを芸能人が解く企画がやっていて掃除をしながらみていた。
そのテストの問題は小学生でも解けるような簡単な問題も含まれているのに、まさかの珍回答続出。
特に、よゐこの濱口、重盛さと美、川栄李奈、この三人がかなりの阿呆。
ある問題で川栄(AKB?)が「人口」を「入口」と書いていて、出演者全員はうっかり書き間違えたのかと思っていたのに、本人は「人」という字と「入」を本気で間違えていた。
信じられない。
アイドルに学力は必要ないのか!
テレビに出るものとして恥ずかしくないのか!
「人口」を書き間違えるなんてあり得ない!
と、川栄批判をしたいものの、僕の学力の無さも関東屈指であると自覚しているため、あまり大きい声では言えない。
実を言うとあの企画を見てもそんなに笑えず、濱口、重盛、川栄の三人と学力的には同等かと…。
算数の問題で川栄が掛け算を間違えていたが、恥ずかしい事に僕も掛け算はゆっくり考えないと出てこない。
そんなに驚かないで。
掛け算なんて考えるまでもないじゃん!と思うでしょ。
ところがどっこい、そういうわけにもいかない。
三の段辺りからよくわからなくなる。
いやいやホントに。
ね?お願いだから理解してほしい。
もっと言うと、足し算引き算も危ういので、コンビニなどの会計で、お釣りの硬貨をなるべく少なく済ませる支払い方法が全くわからない。
おかげで僕の小銭入れはいつもたんまり。
僕と同じ誕生日のギタリスト、ジョン・フルシアンテは大人になってから家庭教師をつけて数学を勉強し始めたとか。
大人になってからじゃ強制されないとなかなか勉強ってできないよね。
あと、英語。
濱口が自分の名前をローマ字で書けないのとさほど大差なく、僕は1〜12月なんて一切書けないし、それ以前に1〜10の数字も書けないければ日〜土曜日も英語で書けない。
読めない、書けない、喋れない。
よ・か・し!
あぁ恥ずかしい。
人並みでいいから勉強をしていればこんなことならずに済んだのに。
嗚呼、青春の日々よ。
海外の友人に「“and”の発音は“アンド”じゃないよ、それは日本語読み」と言われたことがある。
「まぁ日本語にはない音だから難しいよね」の一言でサラッと流されたが、この時に日本語は不便だと心底思った。
音がないってなに?どうするの?
andのaはアでもエでもないんでしょ?
発音なんて基礎中の基礎だけれど、日本人は外国語に対して不利だと思うのは僕だけ?
そんなあなたに!みたいな画期的な勉強法があれば知りたい。
いいからまず文法から覚えろ!と言うのなら…うん、どちらにしろ努力するしかない。
その友人曰く、英語よりスペイン語の方が読みやすいから簡単だとか。へぇー。ソウナンデスカ。
それでもむずいよバルセロナ。
その友人の面白い日本語間違いを思い出した。
「裏切りはしない」を「裏技はしない」とか、「後で」と「今度」の使い分けとか。
日本語も難しいよね。
僕が英語を扱えれば説明がもっと楽なのに。
日本語を日本語で正しく説明できない日本人ってどうなのよ、悔しい。
最近映画を観ていて感じたのは、フランス語と韓国語を喋る女の子がとにかく可愛い。
どちらも音が良い。
なんなんだろうなあれは。
フランス語の音は大人の可愛さみたいのがあって、韓国語は子供の可愛さみたいのがある。
次回は映画の話でもしようかな。
by tkm