幸せについて本気出して考えてみたブログ

生きてるだけでまるもうけ

コンテンツ産業について考えていきたい

仕事とは別に、何かを体系的に学びたいなと思っていたのだけど、とりあえずエ

ンタテインメント産業の現在ってものをマメに追っていきたい。

 

ということで、色んなとこで見聞きした内容の備忘録として、今の自分の考えというか、目を配っておきたいものをまとめておくことにする。

  

・日本語圏の消費者の少なさ

・クールジャパン戦略

・政府による報告書

・アーカイブ化

・データ量が増える

・グッズ販売と聖地巡礼

ソーシャルメディアとコンテンツ

少子高齢化について

・制作コストについて

・音楽について 

・ゲームについて

・アニメについて

 ・映画について

・漫画について

・テレビについて

 

以下詳細。

 

 

・日本語圏の消費者の少なさ

 

日本のコンテンツビジネスについて考える場合、まず海外の成功例をそのまま

持ってこようとすることがあるけど、それは端的に日本語圏と英語圏のパイの大

きさが違いすぎるので難し。これは大前提。

英語圏のものづくりでは、ほぼ全世界の消費者に向けてコンテンツがつくれる。

だから、なるべく最大多数が「おもしろい」と感じるものをつくろうとする。た

とえばハリウッド的な「必ずヒットする法則」に基づく最強チームによるものづ

くりスタイルが最たる例だろう。一方で、規模の小さいニッチなWebメディアな

んかでも、制作側が少数の割にインターネットで配信すれば全英語圏の消費者が

ターゲットになるから、なんとか食っていける。「細々と運営する」の規模がそ

もそも日本と英語圏では違うのだ。たとえば基本無料の記事で間口を広げて、

もっと読まれたければ課金させるとかいう戦略も、読者の母数が多ければ成り立

つだろう。

音楽も、日本で英語歌詞書いて海外で勝負するバンドって少ない。ヨーロッパの

バンドとかは(たとえばフランスのTahiti80とか、まぁなんでもいいけど)、最初

からビルボードで勝負しようとか考えてる。Jポップは日本語で歌い日本で消費

されるけど、Kポップはアジアにどんどん進出しているし、日本では日本語で歌

う。その辺の努力というか戦略が日本にはない。

日本の消費者向けのみではコンテンツビジネスが立ちゆかなくなったときどうす

るか、考えなくちゃいけない。

 

 

・クールジャパン戦略

 

資源もなく人件費も高い日本が海外と勝負できるのは、いわゆる「kawaii」的な

グローバルな文脈を持つカルチャーやアニメ・漫画などの第3次産業なんだろう

けど、政府のクールジャパン戦略がイマイチはっきりしない。政府が音頭を取っ

た場合、どうしても著作権とか法律的な問題に対して厳しいから、海賊版取り締

まろうという話になって「損して得取れ」みたいな発想にはならない。

でも本当に日本のアニメはすごいと思う。僕たちはほとんど「ディズニー」か

ピクサー」のアニメしか見ないのに、向こうでは「ジブリ」だけじゃなくて

NARUTO」とか「ドラゴンボール」を見ているわけだから。これは間違いなく強

みだ。

とりあえず、日本の外交的なイメージ戦略という話と(クールジャパンという名

前からわかるように)、実利的なコンテンツビジネスの話がごっちゃになってい

て上滑りしている感じがするので、これらは分けて考えるべきだと思う。

 

 

・政府による報告書

 

クールジャパン戦略はよくわからないけど、政府が公表しているコンテンツビジ

ネスに関する報告書は読んでおくべき。今年4月に「知的財産戦略本部 音楽産

業の国際展開に関するタスクフォース」が発表した「我が国の音楽産業の国際展

開に向けて」という報告書があって、論旨はともかく取り上げるデータは充実し

ているし、政府がどういう現状認識なのかがわかって面白い。もちろんクール

ジャパン関係の政府文書もあるし、要チェック。

 

 

・アーカイブ化

 

僕たちは昔のコンテンツに容易にアクセスできる時代に生きていて、新しいコン

テンツの競合が過去の名作になっている。それにビッグネーム不在の時代が叫ば

れている。宮︱戮楼退するし、「笑っていいとも」もなくなった。青空文庫

過去の名作が無料で読めるのに、わざわざ新刊を買うだろうか。僕自身、最近の

音楽シーンを追いかけなくなって過去の音源ばかり聴いている。一方で、アーカ

イブ化しているコンテンツを再販する動きも出ていて、例えば芥川龍之介の小説

の表紙を小畑健が描いたりとかしていたと思う。過去の遺物で食っていくみたい

な感じでなんとも言えないけど。

 

 

・データ量が増える

 

どちらかというとコンテンツそのものに関する内容で、これは文化系トークラジ

オLifeで言われていたことだけど、技術が進むにつれてどんどん扱えるデータ量

が増えて、「ハイレゾ」とか「VR」とか「4Kテレビ」みたいな新しいコンテンツ

の形態が出始めてきている。キーワードは「リアル」だろうか。確かに、より

「リアル」なものが求められてきているという気はする。テクノロジーが低廉化

する前にこれらが流行ると、ハイレゾ音源みたいに「高級志向化」とも言われた

りする。2015年はVRが一般消費者になんらかの形で普及する年になりそう。後で

述べるけど、ゲーム産業は一気に変わりそう。

 

 

 

・グッズ販売と聖地巡礼

 

コンテンツそのものは、限りなく無料に近づいていくだろうと思う。そこで、コ

ンテンツそのものより、音楽だったらそれに付随するライブだったりグッズ販売

だったり、アニメだったら行政とタイアップして聖地巡礼の観光ビジネスだった

りと結びつく。この辺はよく言われていることだが、聖地巡礼では成功モデルが

いまだ確立しているとは言いがたい。これらの成功モデルをつくろうと研究して

いる人は僕の知る限り結構いるので、頑張って欲しい。

 

 

ソーシャルメディアとコンテンツ

 

インターネットやSNSが普及して、無名のアーティストがネット口コミから火が

ついて大ブレイク!みたいなシンデレラストーリーも起きうると思われているけ

ど、実際にはそんなこと滅多にない。もちろん、あることはあるけど。

ソーシャルメディア論では、実社会の力関係とか認知度がそのままソーシャルメ

ディアにも適用されるっていうのが最近の通説で、例えばFacebookで購読数の米

国トップは確かオバマだし、日本では安部首相なわけだ。無名YouTuberのPV数と

かを見ると泣きたくなる。そういう意味では、今後も大手レーベルや制作会社の

持つ人材は強みと言えるだろう。

 

 

少子高齢化について

 

長い目で見て日本の人口が減っていくとますます日本向けコンテンツビジネスが

危うくなっていくわけだけど、直近で起きるのは全体の人口よりもメインの消費

者たる若者の減少だ。高齢者向けコンテンツも充実してきている(最近介護系AV

が売れてるらしい)みたいだけど。2014年はマイルドヤンキー消費が話題になっ

たけど、人口数や年齢構成とか、色々変わっていくなかでどうエンタメ産業の

マーケティングしていくかは重要。

 

 

・制作コストについて

 

クリエイターの努力は等しく賞賛すべきものだけど、コンテンツはジャンルごと

に製作コストに違いがあると思う。

比較的製作コストが低いのは音楽と漫画・小説で、有象無象のバンドが日夜ライ

ブハウスで活動しているし、コミケも参入障壁はそんなに高くないだろう。

こういうコンテンツは島宇宙化するので、一部のニッチなユーザーが多少お金を

落とせば、本業とともに細々とやっていける可能性がある。

一方でアニメーションやゲーム製作はかなり特殊なスキルと膨大な作業時間がか

かると思う。新海誠さんみたいな天才努力型は別として、なかなか1人で長編ア

ニメ作りましょうって人はいないだろう。

こういう業界は、若手育成のために政府や企業が積極的にエンパワーメントして

やる必要があると思う。

2014年面白かったのは、「DMM.make AKIBA」というものづくりスタートアップが

秋葉原にできたこと。エンタメ産業とは若干異なるけど、アイデアはあるけど金

や仲間がいないというクリエイターのためにツールのシェアや創発の仕組みがあ

るといいよね。

 

 

・音楽について

 

冒頭でもちょこっと触れたけど、基本的に日本の音楽そのものは海外で評価され

ないと考えたほうがいい。きゃりーぱみゅぱみゅは音楽性というより「クール

ジャパン」という文脈で海外から評価されているわけで。Jポップ界自体は結構

面白いし、一流のクリエイターたちが集まっている業界だと思う。ただしやはり

ビッグネーム不在という感じがして、アイドル論とかダンス論とか過剰な文脈を

読み込む消費者が島宇宙化している気がする。バンド業界もそう。紅白の目玉が

中森明菜サザンオールスターズっていま平成何年だよと思うけど、サザンくら

いしかビッグネームがないのかもしれない。

2014年はとにかくアナ雪の「Let it go」とファレル・ウィリアムスの「Happy」

がワールド・アンセムだった。この2つが面白いのは、レリゴーは歌詞が、Happy

はダンスが、世界的にローカライズされて楽しまれていたということ。「世界中

誰もが歌える・踊れる」という普遍性がある。もちろんそれらはYouTubeと相性

がよくて、やっぱり「シェアされる」という文脈をつくってやるのは大事で、コ

ンテンツそのものがある種コミュニケーションツールになるという。日本ではそ

れが「恋チュン」だったわけだ。いずれにせよ、「ローカライズする」というの

は結構キーワードになるかもしれない。

国内の流通では、とりあえずSpotifyとかの定額聴き放題モデルの日本参入が決

まった時にどうなるかがメルクマールになるか。

 

 

・ゲームについて

 

最近自分自身よくやってるのがゲーム。SteamでPCゲーを買うようになってか

ら、コンシューマ機のゲームの値段の高さに戻れなくなりそう。

ゲームについては任天堂ソニーをはじめ日本の強みでもあったんだけど、先述

のデータ量が増えてきたことと相まって、リアルゲームのクオリティがどんどん

あがっているため、任天堂的なかわいらしいゲームから洋ゲー的なFPSが主流に

なってきていると思う。

ただ、ゲームには可能性があって、Oculus RiftとかVRガジェットを使ったイ

マーシブゲームは、ここ5年くらいで一気に実用化しそう。それに、Kinectは医療分野で利用されつつあるし、色々な市場があるのもおもしろい。また、特にSteamではインディーゲームの世界が大変ディープで、入国審査だけを延々とやるゲームとかあって、

それが結構売れているからすごい。

こういうディープな世界は、むしろ日本的なコンテンツがウケるのではないか。

インディーゲームシーンもそろそろ盛り上がってくるそうなので、楽しみにしたい。

 

 

・アニメについて

 

アニメはあまり見ないんだけど、世界的には3DCGアニメが主流なのに、日本では

いまだ2Dがメインってのが面白い。いわゆるテレビアニメがどうなるかは全然わ

からないし、まぁずっとこのまま身体の筋肉まで丁寧に描きこむマニア向けのクオリティの高いものをつくっていくんだろうけど、やはり気になるのはポスト宮崎駿問題。ウォルト・ディズニーが死んでもディズニー自体は続いたのにジブリは一代限りで終わりなのだろうか。三鷹の森美術館はどうするのか。ドワンゴの川上さんはどう動くのか。

とにかく国際的な映画祭で評価されるアニメーションていうのは、日本からはなくなっていくのかもしれない。

あと妖怪ウォッチの売り方は凄まじい。ジバニャンが食べてるチョコバーも商品

化しているらしい。ゲームとアニメとグッズがバカ売れしてるし、妖怪という

ジャンルそのものが老若男女に受けているし、主題歌は誰もが踊れる。ポケモ

ン的な売り方プラスアルファで、まぁ国民的なコンテンツになるなという。

 

 

・映画について

 

映画についてはよくわからない。がしかし、個人的な話をすると、もう2時間映

画を見続けるというのは相当面白くないと苦行に近いという感覚になって生きて

いる。映画体験が変化していて、例えば電車の行きにスマホタブレットで1時

間見て、帰りに続きの1時間を見る、みたいなこともある。可処分時間の2時間を

奪うコンテンツというのは、相当な強度が必要だなと思う。

映画こそアーカイブとの戦いがあるだろうな。Huluとか。

 

 

・漫画について

 

漫画はとにかくコルクの佐渡島さんがやってるWeb漫画が市民権を得るかどうか

が気になる。コルクの取り組みは面白くて、投資を扱った漫画に投資を募ったり

していて、新しいビジネスモデルをつくっている。売り方って色々考えられる

なぁと思う。

ああいう天才編集者が仕組みを変えてくれるといいな。

 

 

・テレビについて

今年はテレビがおもしろかったらしい。僕はほとんど見ないけど、テレビ東京

番組づくりについて雑誌で特集が組まれていたりする。「笑っていいとも」終了

でフジテレビ全盛時代が終わりを告げ、テレ東が新たな時代をつくるのか、それ

ともテレビ全体が衰退するのか。

テレビしか、国民全体が熱狂するようなブームっていうのが起きない。あまちゃ

んとか、半沢直樹とか。だからテレビには頑張ってほしいものだ。

 

 

 

つらつら適当に書いてきたけど、とりあえず備忘録として。

 

by nuoo

音楽収集箱 3

久々に集めました
 
 
フロリダ出身のシンセポップアーティスト
Jay TholenParty Invitation

 
フランスの6人組ジャズバンド
Stabat Akish / Nebulos
 
 
インドネシアで活躍する6人組プログレグループ
SIMAK DIALOG / Throwing Words
 
 
ノルウェー出身の6人組バンド
Team Me / Kick & Curse
 
 
タイの大学仲間で結成されたガールズバンド
Yellow Fang / Selfish
 
 
ブルックリンを拠点に活動するシンガーソングライター
St.Vincent / Birh In Reverse
 
 
スウェーデン出身のポップユニット
Alpaca Sports / Just for fun
 
 
オレゴン出身のポップデュオ
Dresses / Brew My Mind
 
 
オーストラリアで活躍するポップデュオ
Vallis Alps / Young
 
 
香港発、インディーポップデュオ
my little airport / 浪漫九龍塘
 
 
カジヒデキお気に入りの香港出身ポップデュオ
Marshmallow Kisses / I Wonder Why My Favorite Boy Leaves Me In the Rain
 
 
GoGo PenguinSeven Sons Of Björn
 
 
上坪可奈がセルビア出身の夫と組むアコースティックユニット
Yagull / North
 
 
くるり等と同じレーベル所属のポップユニット
Sugar's Campaign / ホリデイ
 
 
1stシングルが「ドラゴンボール改」のED曲に使用されている5人組バンド
 
 
ライブ等を行わないエレポップソロアーティスト
Lupeux / Motador
 
 
京都で活躍するチップチューンアーティスト
FoilverbFlowers Down
http://bigbrother404.bandcamp.com/album/melancolia
 
 
宅録系シンガーソングライター
北園みなみ / ソフトポップ
 
 
佐渡ヶ島の主婦で構成されたポップユニット
婦人倶楽部 / FUJIN CLUB(北園みなみRemix)
 
 
昨年ヨーロッパツアーを終えたメタル+アイドル
BABYMETAL / 4の歌
 
 
 
NME New Music For 2015〉から↓
 
マドリード出身のガールズバンド
HINDS / Between Cans
 
 
シドニーを拠点とする5人組バンド
The Preatures / Somebody's Talking
 
 
ロンドンのゲームミュージックプロデューサーによる、ポップ・プロジェクト
bo en / money won't pay
 
 
西ロンドン出身のドリームポップラッパー
Only Real / Yesterdays
 
 
おまけ
ジャージー・ボーイズOST
 
 
 
by tkm

音楽収集箱 2

どうぞ

 
 
サンボマスターって聴き飽きちゃうけど、実は超良いバンド
 
サンボマスター / できっこないをやらなくちゃ
 
 
 
いとうせいこう所属ユニット
 
□□□ / ふたりは恋人
 
 
 
バンドかと思ったらソロらしい
 
ayU tokiO恋する団地
 
 
 
学生時代の思い出のあの子が加入してからチェックしてるオシャレ系バンド
 
Awesome City Club / PRAY
 
 
 
友人からのオススメ
 
 
草野マサムネさんからのオススメ
 
Kina Grannis / Forever Blue
 
 
 
J-WAVEで流れてきて耳から離れない
カラオケで友人と本気デュエットしたい曲
 
レキシ / 狩りから稲作へ
 
 
 
アニメ「残響のテロル」第8話をみてて気になった挿入曲
 
 
 
アニメ「そにアニ」のOP
 
すーぱーそに子 / すぱそにっ♥︎
 
 
 
去年たまたま行ったイベントで歌ってたアイドルグループ
 
Doll☆Elements / 君のハートに解き放つ!
 
 
 
話題の1st Album全視聴
 
 
 
 
企画は面白い
 
henlywork / EATBEAT!
 
 
 
毎度凝ったMVで曲も良い
 
OK Go / The Writing's On the Wall
 
 
 
ボーカルが可愛いで有名な
 
CHVRCHES / Recover
 
 
 
綺麗な声が気に入ったブルックリンのバンド
 
Salt cathedral / TEASE
 
 
 
 
Šta ima?
 
 
 
未だレトロゲーに手を出す私としては8bitに無限の可能性を感じる
 
Kplecreft
 
 
 
〜おまけ〜
今気になるリズムゲーム
 
クロダンサー
 
 
 
by tkm
 

音楽収集箱 1

 

てきとーに拾ってね

 

 Kiss Kill入ってないけど「Not Kings」ってアルバムが最高

Candy Says / Kiss Kill

http://candysays.bandcamp.com/album/kiss-kill

 


 「Hammond」ってアルバムは全曲かっこいい。

You Bred Raptors?  / Hem & Haw

http://youbredraptors.bandcamp.com/track/hem-haw-2

 

 

元polyvinylレーベル所属

Architecture in Helshinki / I Might Survive

http://youtu.be/aWMJkvjWqx4

 

 

Kid Astray / The Mess

http://youtu.be/Dcvq6B5nZz4

 

 

1:25〜聴いてね↓

Parov Stelar / Jimmy’s Gang

http://youtu.be/7fkOqXAHLKQ

 

 

エレクトロスウィングの代表

Caravan Palace / Rock It For Me

http://youtu.be/-7JOa3dISg0

 

 

カウボーイビバップの挿入歌

The Seatbelts / Cats on Mars

http://youtu.be/97xfV6yXcrk

 

 

女性版キリンジ

Lamp泡沫綺譚

http://youtu.be/f2H1i-lsgXU

 

 

ザ・なつやすみばんど /  サマーゾンビー

http://youtu.be/lJRY8YXSKZU

 

 

悔しいけどメロディが残る

ふぇのたす / すしですし

http://youtu.be/u7Z4YbdEftw

 

 

NHKみんなのうた」再放送で流れてた

タモリ / ミスターシンセサイザー

http://youtu.be/f9daobE9KEw

 

 

by tkm

今僕が劇場で観たい映画 2

現在公開中の映画から、これから公開する映画も含めて、今僕が劇場で観たい10作品をメモついでに紹介します。

 

 

なまいきチョルベンと水夫さん(TJORVEN, BATSMAN OCH MOSES)』 公開中

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[予告編]

http://youtu.be/7WebzHVM_q8

長くつ下のピッピ」で知られるスウェーデンの人気児童文学作家アストリッド・リンドグレーンの原作「わたしたちの島で」をもとに、のどかな島で繰り広げられる、子どもたちとアザラシの交流を描くキュートな一作。


〈あらすじ〉

ウミガラス島で暮らす、ちょっとドジでおてんばな女の子チョルベン。動物好きの彼女は愛犬の水夫さんといつも一緒に過ごしている。ある日、漁師のヴェステルマンから一頭のアザラシの赤ちゃんを譲ってもらった彼女は、モーセと名付けたそのアザラシを友だちと一緒に飼い始める。しかし、そのアザラシが高く売れることを知ったヴェステルマンが、チョルベンからモーセを取り返そうとする…。


《ここに惹かれた》

チョルベン役のマリア・ヨハンソンちゃんのブサ可愛いさ(失礼?)に一目惚れ。

難解な映画に時間をかけて、細かく考察していくのも嫌いではないけど、たまにはこういうほっこり映画に癒されるのもいいかも。 

 

 

めぐり逢わせのお弁当(DABBA)』 公開中

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[予告編]

http://youtu.be/d3Nnwi18ZiA

インドで広く利用されている実在の弁当配達システムを題材に、誤配送の弁当がもたらした男女の偶然の出会いと心の触れ合いを描いたドラマ。2013年・第66回カンヌ国際映画祭監督週間で観客賞を受賞。


〈あらすじ〉

大都市ムンバイのオフィス街では、昼時にダッバーワーラーと呼ばれる弁当配達人が、慌ただしく複数の弁当箱を配って歩く。ある日、主婦イラが夫の愛情を取り戻すために腕をふるった4段重ねの弁当が、男やもめのサージャンのもとに誤って届けられる。イラは空っぽになって戻ってきた弁当箱を見て喜ぶが、その弁当を食べたはずの夫からは何も反応がない。不審に思ったイラは翌日、弁当に手紙を忍ばせるが…。


《ここに惹かれた》

インド映画といったら、アップテンポなダンスを織り交ぜた愉快な映画を想像するけど、この作品に関してはダンスは一切無し。

なんかの旅番組を見て以来、“弁当配達人”という職に興味があったので、やっとめぐり逢えたようだ。

特殊な職業とラブストーリーを繋げたインドならではの物語にジンワリときてしまいそう。

 

 

365日のシンプルライフ(TAVARATAIVAS)』 公開中

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[予告編]

http://youtu.be/9A0ATATSQz0

自分の持ち物すべてをリセットするという実験生活に挑戦したフィンランド人青年の1年間を追ったドキュメンタリー。主人公ペトリの実体験をもとに、ペトリ自らが監督を務めて製作した。


〈あらすじ〉

ヘルシンキで暮らす26歳のペトリ・ルーッカイネンは、失恋をきっかけに、多くの物に囲まれた生活を見直そすことを決意。自分の持ち物を一旦すべて倉庫に預けて1日1個ずつ自宅に持ち帰り、他には何も購入しない、という生活を1年間続けることに。今の自分に必要な物を選ぶ行為や、物に対するさまざまな葛藤、さらに手助けしてくれる人々との触れあいのなかで、ペトリは自分の人生にとって本当に大切なものは何かを発見していく…。


《ここに惹かれた》

アレも欲しい、コレも欲しいと、物に溢れた現代で大胆な企画!

無計画に実行したら人によっては生活を見失ってしまいそうだけど、何かを失くしたあと、その大切さに気づかされることは誰にでもあるはず。

不器用で分かりやすい彼に僕は好感が持てる。 

 

 

フランシス・ハ(FRANCES HA)』 9月公開

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[予告編]

http://youtu.be/4ezrl-H_MoU

アカデミー脚本賞にノミネートされた監督作『イカとクジラ』などのノア・バームバック監督が、ニューヨークを舞台にモダンダンサーを目指す主人公の女性フランシスと、彼女を取り巻く奇妙な友人関係を、モノクロの映像で描いたドラマ。 


〈あらすじ〉

モダンダンサーを目指し、ニューヨーク、ブルックリンで親友ソフィとルームシェアをしながら楽しい日々を送っていた27歳のフランシス。しかし恋人に振られ、ソフィとの同居生活も解消になってしまったことから、居場所を求めて町を転々とするはめになる。周りの友人たちは次々と身を固めていき、焦りも感じたフランシスは、自分の人生を見つめ直していく…。


《ここに惹かれた》

ノア・バームバック監督なら観るっきゃない。

どうやら今回はイキイキとした前向きな映画みたいだ。

失恋から立ち直る20代男女を、上の『365日のシンプルライフ』と比較してみると面白いかも。

本作が男性監督なだけに、こういった映画は女性の感想を聞いてみたい。

 

 

 『ニンフォマニアック(NYMPHOMANIAC)』 Vol.1  10月公開 /  Vol.2  11月公開

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[予告編]

http://youtu.be/mSAlQGhQ1ZY

デンマークの鬼才ラース・フォン・トリアー監督が、女性のセクシュアリティをテーマに、強い性的欲求を抱えた女性の半生を2部作で通して描いた濃厚アダルト作品。


〈あらすじ〉

ある冬の夕暮れ、年配の独身男セリグマンは、怪我をして倒れていた女性ジョーを見つけ、自宅に連れて介抱する。怪我が回復したジョーに何があったのか質問するセリグマンに対し、ジョーは幼い頃から抱いている性への強い関心と、数えきれない男たちと交わってきた数奇な物語を語り始める…。


《ここに惹かれた》

これもこの監督だからこそ観たい映画。

ダンサー・イン・ザ・ダーク』の監督といえば、ピンとくる人も多いかもしれない。

この監督は昔から性描写を過激に表現していて、その手の話題で毎度物議を醸している。

きっと今回も刺激的な作品なんだろうと僕は期待しちゃう。

何と言っても一部・二部に分かれてるのでボリューム満点。

男性ではなく、是非とも正直者の女性に観てほしい映画。

 

 

 『100歳の華麗なる冒険(HUNDRAARINGEN SOM KLEV UT GENOM FONSTRET OCH FORSVANN)』 11月公開

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[予告編]

http://youtu.be/rsIcsjgn8HE

スウェーデンの国民的ベストセラー小説「窓から逃げた100歳老人」を原作に、元爆弾専門家の100歳の男性が繰りひろげる成りゆきまかせの珍道中を描き、本国のみならずヨーロッパ各国で大ヒットを記録したアドベンチャーコメディ。


〈あらすじ〉

かつて爆弾の専門家として数々の歴史的事件に立ちあってきた老人アランは、記念すべき100回目の誕生日に老人ホームを抜けだしてしまう。ふとしたことから大金入りケースを手に入れた彼は、ギャングからも警察からも追われるハメに。アランは自身の波瀾万丈な人生を振り返りながら、道中で出会った個性的な仲間たちと共に次々とトラブルを乗りこえていくが…。


《ここに惹かれた》

この作品は、まずタイトルに惹かれてそのあと予告編でずっきゅん。

原作がスウェーデンのベストセラー小説と聞いただけで前のめりになるのに、その内容がお爺ちゃんのハチャメチャ人生と言うんだから、観ていて楽しめること間違いなし。

 

 

6才のボクが、大人になるまで。(BOYHOOD)』 11月公開

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[予告編]

http://youtu.be/Y0oX0xiwOv8

ビフォア・ミッドナイト』のリチャード・リンクレイター監督が、ひとりの少年の6歳から18歳までの成長と家族の軌跡を、12年かけて撮影したドラマ。主人公の少年メイソンを演じるエラー・コルトレーンを筆頭に、4人の俳優が12年間同じ役を演じ続けて完成された。


〈あらすじ〉

テキサス州に住む6歳の少年メイソンは、キャリアアップのために大学に入学した母に伴われてヒューストンに転居し、その地で多感な思春期を過ごす。アラスカから戻って来た父との再会や母の再婚、義父の暴力、初恋などを経験し、大人になっていくメイソンは、やがてアート写真家という将来の夢を見つけ、母親のもとを巣立つ。12年という歳月の中で、母は大学教員になり、ミュージシャンを目指していた父も就職し、再婚して新たな子が生まれるなど、家族にも変化が生まれていた…。


《ここに惹かれた》

映画好きの友人に紹介してもらった“Before3部作”が、僕の中でラブストーリー部門に殿堂入りして以来、この監督の新作を待ち望んでいた。

しかも父親役はイーサン・ホーク

一部完結ではあるが、あらすじを見てわかる通り、現実の成長を追ってそのまま描く、似た形式で撮影されている。

とはいえ、あの三人あっての“Before3部作”だったと思うので、そこまでハードルを上げずに観れればいいかなぁと思ってる。

 

 

天才スピヴェット(THE YOUNG AND PRODIGIOUS T.S. SPIVET)』 11月公開

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[予告編]

http://youtu.be/2QWvcBpaABs

『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督が自身初の3D映画として、ラルフ・ラーセンの冒険小説「T・S・スピヴェット君 傑作集」を映画化。気持ちがバラバラになってしまった家族を元に戻そうと奮闘する、天才少年の葛藤や成長を描いた。


〈あらすじ〉

米モンタナに暮らす10歳の少年スピヴェットは、天才的な頭脳の持ち主。しかし、時代遅れなカウボーイの父と昆虫の研究に夢中な母、アイドルになりたい姉という家族に、その才能を理解してもらえない。さらに弟が突然死んでしまったことで、家族は皆、心にぽっかりと穴が開いていた。そんなある日、スミソニアン学術協会から権威ある科学賞がスピヴェットに授与されることになる。家族に内緒で家出をし、数々の困難を乗り越えて授賞式に出席したスピヴェットは、受賞スピーチである重大な真実を明かそうとするが…。


《ここに惹かれた》

ジュネ監督=『アメリ』で記憶してるサブカル女子は多いはず。

この監督に限らず、天才を扱った作品は退屈せずに集中して観ていられるので、個人的には大好物。

天才少年の混じり気のない好奇心にきっと心を打たれてしまう。

 

 

くるみ割り人形』 11月公開

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[予告編]

http://youtu.be/q-AEzTcb93Q

今年で40周年を迎えたハローキティなどで知られるサンリオが、1979年に制作したパペットアニメーションをリメイクした、極彩色ミュージカルファンタジー。監督を務めるのは、きゃりーぱみゅぱみゅの美術演出を担当している増田セバスチャン。


〈あらすじ〉
ある雪の夜、少女・クララは、大切なくるみ割り人形をネズミの大群に奪われてしまう。ネズミを追って彼女が迷い込んだのは、世にも鮮やかな人形の国。そこにはふたつ頭の白ネズミの女王に呪いをかけられ、眠ったままのお姫様がいた。邪悪な魔法を解くための人形と、ネズミの戦いに巻き込まれたクララは、くるみ割り人形に隠された悲しい秘密を知る…。
 
《ここに惹かれた》
原宿界隈でジワジワと浸透していったロクパーの増田セバスチャンが、ついに映画監督としてデビューしてしまうんだから驚き。
79年版のネガフィルムをベースに、彼が一つ一つ丁寧に編集したCGを新たに加えたとのこと。
もちろん、色使いだけでなく声優陣の演技力にも注目してみたい。
 
 
 
チョコリエッタ』 2014年公開

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現時点では、ポスター+予告編無し

 「せかいのおわり」で知られる風間詩織が、大島真寿美の同名小説を原作に、孤独な少女が映画好きな青年との旅を通して再生していく姿を、フェリーニの名作『道』へのオマージュを散りばめながら描いた青春ドラマ。


〈あらすじ〉

幼い頃に母を亡くして心を閉ざしてしまった知世子。心を許せる唯一の存在だった愛犬ジュリエッタも死んでしまい孤独を募らせた彼女は、母が好きだった映画「道」を見せてもらったことをきっかけに、映画研究部の先輩・正宗と仲良くなる。正宗の映画に出演することになった知世子は、彼と一緒にバイクで撮影旅行に出る…。


 《ここに惹かれた》

ここ数年で観たモノクロ映画でベスト3に入るフェリーニの『道』を、日本人がオマージュしたのだから触れないわけにはいかない。

オマージュ部分がどれだけ作品に活きてるのか確かめるだけでも、この映画を観る価値はありそう。


 

 

本当は10作品以上あげたかったけど、今回は邦画も入れて全体的に軽めな作品を厳選してみた。

北欧映画が多いね。夏だからなのか、今日の気分なのか、何故か偏りがある。

もしかしたら、明日にはキム・ギドク監督の『メビウス』や、マチェイ・ピェプシツァ監督の『幸せのありか』が観たいと言ってるかもしれない。

数ヶ月後に公開する映画は、こうやってメモしていても忘れそう。

 

 

by tkm 

障害者にだって性欲はある!

ある健常者は「障害者と性欲の結びつきはタブーである」と言うが、ある障害者は「障害者には“性欲がない”と思われているので“タブーですらない”」と言っている。

ある健常者は「セックスの快感よりも多くの人からの共感を求めている」と言うが、ある障害者は「快感を求める純粋な欲求を満たしたい」と言っている。

 

先日、障害者の性事情を扱ったドキュメンタリー番組が放送されていた。

冒頭で健常者の若者たちが「セックスはコミュニケーションの一部で、快楽を求めてるのではない」と口を揃えて言っているのに正直寒気がした。

TVとはいえ健常者でさえも性欲に関してタブーなのかと。嘘こけ!と言いたくなる。

障害者の性事情について話す前に、僕が女性に対して感じる性欲のタブーを話したい。

 

どうして女性には「性欲が無い」とか「オナニーはしない」とか、世間的にそれが当たり前になっているのか。

勝手な想像だけど…

出産機能のある女性は「セックスをしたくなければしなきゃいい、ただあなたの子孫は残せないよ」と、男性に比べて受身なとこからタブーが生まれている気がする。

飲み会の席で「セックスなんて興味ない、そもそも濡れない」と言っていたある女の子は、別の友人の証言によると“大きいのが好き”らしく、そのまた別の友人は、同級生同士でセフレなのも知っている。

「下ネタは無理」と言っていたある既婚女性も、親しくなると画像や動画送ってきて性交を求め、「一緒に寝るのはいいけど襲われるのは怖い」と言っていた若い女性も、結局はその日の夜にセックスをする。

お隣の韓国では性の規制が厳しく、成人を過ぎてもネットでエロ動画を閲覧するのは難しい。

友人の韓国人女性が「規制されているから韓国人は性に興味がない」と言っていたけれど、規制されている事と性に興味がない理屈が僕には全く理解できない。

そもそも“女性のくせに”月に数回はオナニーをしているあなたがよく言えるなと笑ってしまう。

 

男性の性欲は快楽先行で、女性の性欲は承認欲求に近いものなんだと最近まで思っていたが、それはあくまでも世間的なイメージで、実際には男女の差は無いと思った。

男性に比べて、公の場で「ヤりたい!」「私にだって性欲がある!」と言えない女性たちは、ネットで自分の性癖や身体を晒している。

一昔前にPass付き掲示板でコソコソとしていた女性も、今は世代が変わって「Twitter」や「ニコニコ動画」などのSNSに平気で身体を載せたり、Webカメラを使ってリアルタイムチャットなんかもしている。

僕はこういった性に関する仮面を被ったコミュニケーションに前々からうんざりしていて、別に股開いて外を歩けとは言わないので、顔を出した時の無駄な駆け引きに何の意味があるのか問いたい。

大多数の女性が演じる“お堅い私”についイラっとしてしまう。

飛躍しすぎかもしれないが、性差別撤廃しろ!と言っているのに女性の性欲に関するタブーはなんなのかと。

 

話を障害者の性事情について戻すと…

脳障害(脳性マヒ)を持ち、言葉がはっきりと話せなく、車椅子無しでは身体を上手く動かせない障害者の男性は、ネットで女性と知り合い交際をしていたという。

「初めてセックスをする時は怖かったので手を使っていたが、彼女が跨って『入れたい』と言ってきたので渋々挿入をした」と本人は語っていた。何が“渋々挿入”だ、と思ったが、顔出しでTV取材を受ける彼なりの見栄なのだろう。

現在彼女のいない彼の性の発散方法は風俗に通うこと。

なぜ通うのか?と尋ねたら、照れ笑いを浮かべて「ヤりたいから」と答えていた。

障害者専用の風俗は、今に始まったことではなく昔からあるそうだ。

番組ではある障害者専用ファッションヘルスを取材していた。

風俗側は、事前に障害の程度をしっかりと把握・理解して、もしもの時の為に重度の障害を持ったお客には“介護士としても働いてる女性”に担当してもらっているという。

風俗嬢はもちろん健常者で、普段は介護士やOLとして働いている方が多いそうだ。

なぜ障害者相手に風俗をしているのか?と介護士の女性に尋ねたら「職業柄、障害を持った方に私にできる事は他に何があるかと考えたらこれだった」と答えていた。

セックスが好きでお金が欲しいのなら健常者とヤればいいので、わざわざ障害者専用風俗で働く彼女にとっては、ここでの仕事も立派な介護なのだと思う。

彼女がインタビューの最後で「お客様は皆さん遊びに来ているので、難しく考えず、気軽にセックスしています」と話していたのが、リリー・フランキーの言う「エロは平等で難しく考えることではない」に通ずる説得力のある言葉だった。

 

性欲もそうだが、障害者とはいえ恋愛感情もあるので出会いの場はどうなっているのか。

ネットを通じて個々で出会う人も少なくはないが、ある支援団体は年に一度、障害者同士のお見合いパーティを開いている。

重度の障害を持った人は保護者などが付き添い、あとは普通に自己紹介を交えた会話をしたり、連絡先を交換したり、健常者のお見合いパーティと変わらない内容だった。参加者のお姉さんは、昨年のお見合いパーティで素敵な男性に出会い、今も付き合っているという。

教育や雇用問題に目を向けるのも大事だが、障害者も当たり前ように恋愛をするのだと支援団体の人は強く訴え掛けていた。

 

この番組が一貫して伝えたいのは「性欲は健常者であっても、障害者であっても平等にある」ということ。

もちろん性欲だけでなく、その他欲求にも同じことが言えて、アプローチの仕方が多少違うが支援や協力が必要だということ。

そして、少なからず障害者の方々は自分の身体にコンプレックス抱いているので、理解が必要だということ。

僕自身、この番組を通して障害者を取り巻く環境について初めて知った事が多く、現に日本ではタブーと言われているくらい浸透していない。

フランスでは、障害を持った当事者が障害者仲間を連れて「セックスをさせろ!」と、プラカードを持ってデモを行ったりもしているそうだ。

 

ついでに紹介すると、この二作品は障害者の性を扱った映画なので、気になる方は予告編だけでもどうぞ。

『セッションズ(The Sessions)』

http://youtu.be/JFuWH5H_wc8

『暗闇から手をのばせ』

http://youtu.be/U7Elt-DrapQ

『セッションズ』に登場する「セックス・サロゲート」は、障害者とセックスを行うだけでなく、カウンセラーやセラピストのような役割も持つ特殊な職業。

売春婦とは違う、医療や介護に近い職業を扱った映画なのだが、セックス描写のせいか日本のみでR18+指定にされてしまった。

 

最後に言っておきたいのが「障害」を過剰に「個性」と呼ぶ親は、表現が少し間違っていると思うので、誤解を生むような発言は責任を持って控えるべき。

在り来たりな言葉かもしれないが、健常者と障害者を差別ではなく区別して見なければならない。

そして、平等と区別の意味を履き違えてないように理解を深めてもらいたい。

 

by tkm

僕が考える映画専門サイト

ホームページを開いたら世界地図が出てきて、検索欄に制作(公開)された年代や、舞台となった年代を打ち込むと、地図上に映画がパッと表示されるサイトないかな。

ついでに、監督、キャスト、ジャンルやテーマ(あらすじ)も選択できるといいかも。

とにかく、ピンドロップでもなんでもいいけど「世界地図」に表示されるのが重要。Google Earthのような地球儀もありかも。

個人的に世界を映画で見てみたいから、どうにかして地図に表示してほしい。


僕はいつもその日の気分で観たい映画を選ぶので、ラブストーリー、サスペンス、ホラーなどのジャンルはもちろん、例えば「イギリスの田舎町を舞台にした映画が観たい」→「イギリス 田舎 映画」というように、国や年代の雰囲気で検索する場合がある。

そんな時は知恵袋や掲示板のような口コミが今のところ役立ってはいるんだけど、もっと映画専門で見やすく探しやすいサイトがあれば便利だよなぁといつも思う。

膨大な情報を地図にギュッと。


それに、気分や雰囲気とは言っても何らかの関連性があると思うので、リンクや表示の仕方を工夫して、自分の観る映画の傾向を見つけられると面白いんじゃないかな。

日本だったら四季で観る映画の傾向とかね。


他にも、年代を打ち込むとその年代の地図に変化するとか、空を見上げると宇宙映画が…の仕掛けとか。

「身体障害」で映画を検索した時に、人体模型が出てきて身体のどの部分にスポットを当てた映画なのかわかりやすく表示したりとか。

基本的なベースとしては、映画に詳しくない人でも直感で楽しく選択できるように、立体的な表示方法を搭載させたい。

知恵袋のような口コミは、一人一人のアンサーにあからさまに傾向が出るので、偏った意見や感想もそれはそれで面白いから捨てがたい。なので、地図とは別に掲示板を設置するものいいかも…。点数評価やランキングはいらないからカラーを工夫したグラフとかね。


うーん、流行らなそう…?


by tkm